カシミール3Dで見る日本のフラクタルな地形図

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カシミール3D・
50mメッシュ標高データで見ると

日本の地形がかなりフラクタルだ

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カシーミール3Dの解説本に付属している「50mメッシュ全国」のデータで表示した地形図です。カシーミール3Dの標高データパレットの設定を上町台地の地形が分かるように色分けしました。ちなみに緑が標高5m、黄が標高10mです。

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地図と重ねるとこのような位置関係になる。

青から緑にかけての平地は淀川や大和川、猪名川等から流れてくる土砂が堆積してできた土地で、その中心に上町台地が半島のように突き出ている。これと同じ標高データパレットで全国各地を表示するとどのように見えるのでしょう。

ということで、九州から北海道までの日本列島の地形を、
この標高データパレットで見ていきたいと思います。

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九州。

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福岡市から九州最大の平野である筑紫平野にかけての拡大です。筑紫平野にはあの吉野ヶ里遺跡がありますよね。中沢新一氏が大阪アースダイバーの次にターゲットとするのはこの地域かもしれない。

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四国、中国。

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近畿。

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東海、北陸。

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名古屋市エリアの拡大です。知多半島がかなりフラクタル。

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この地形図では木曽三川がよくわかりますね。

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浜名湖エリアの拡大。フラクタルな地形が面白い。

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能登半島エリアの拡大。ここもかなりフラクタル。

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東海、甲信越。

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首都圏エリアの拡大です。地形がとても複雑。見方によってはアートのようにも見える。縄文海進の時代にはかなり奥深くまで海が侵入していたようです。

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この地形図では河川の流路と数の多さがよくわかる。
この複雑な流路がこの独特の地形を作っているのでしょうか。

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東北。

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新潟市エリアの拡大です。海沿いを防波堤のように砂州が続いていたのでしょうか。外海を遮断するような地形が続き、その内側がラグーンのような潟湖になっていたかのような地形。

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現在も鳥屋野潟、福島潟、佐潟と呼ばれる潟が残っている。

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東北。

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北海道。

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宗谷岬のあたりがとても不思議。

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ということで、全国の地形を見てきました。
拡大で紹介していない場所にも興味深い地域がたくさんある。
それらの地形のおいたちを調べると面白いでしょうね。
フラクタルな地形の多さも興味深かったです。

で、改めて思うのは大阪の地形の面白さ。
やはり上町台地は特殊です。
あんな不思議な地形はどこにもなかった。


(追記)
フラクタル地形がかなり面白いのでさらに追記しました。

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九州の国東半島。まるで生き物のようにも見える。

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島根県の宍道湖と中海。出雲大社が鎮座するエリアでもあります。

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四国の高知。

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紀伊水道。徳島、淡路島、和歌山。

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房総半島と三浦半島。フラクタルな地形だ。

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霞ヶ浦周辺。フラクタル地形の集合体のような場所。
地形は生き物のように成長しながらできているのだろうかと思わせるエリア。

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八郎潟と男鹿半島と秋田市。

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右端は下北半島。ここもフラクタルな地形です。

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先端は北海道のノシャップ岬。
周辺はかなりいい感じのフラクタルです。

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釧路湿原エリアです。東に行くほどフラクタルになっていく。

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サロマ湖周辺です。
砂州もさることながらフラクタルな地形も見逃せないエリアだ。

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