真田丸の高低差を歩く!大阪高低差学会・春のフィールドワーク

07:30

真田丸と凸凹地形散歩

【お知らせ】
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4月7日で一旦申し込みを締め切りましたが、今回の参加者が80名に達した事もあり、追加の募集は残念ながら難しいと判断しました。申し込みできなかった方にはたいへん申し訳なく思っております。また次の機会によろしくお願いします。(新之介)

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春のフィールドワークのお知らせです。
2016年大河ドラマ「真田丸」の制作発表を記念して真田丸周辺の高低差を歩きます。解明されていないことが多い真田丸ですが、その想定場所やゆかりの地、南惣構堀跡などは変化に富んだ地形をしており、フィールドワークをするには面白いエリアです。今回はおせわがかりの大西さんに大坂の陣のレクチャーを簡単にしてもらってから歩きます。解散後に懇親会も企画しておりますのでお気軽にご参加ください。

開催日時:4/19(日)雨天決行(ただし悪天候の場合は中止)
集合場所:JR玉造駅前東側の東小橋北公園
集合時間:12時15分(16時30分頃鶴橋で解散予定)
参加費:300円(記念缶バッチ+凸凹地図+保険料)小学生以下は150円。

申し込みは↓こちら
facebookのイベントで募集します。

https://www.facebook.com/events/344724165729045/

facebookをされていない方がメールでお名前と人数をお知らせください。
osakakoteisa@gmail.com


なお、懇親会参加希望の方は、「懇親会参加希望」とメッセージを残してください。人数の把握のためです。予算は居酒屋での割り勘を予定。

真田丸2
カシミール3Dで作った地形図に1890年測量の地図を重ねています。

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玉造駅の近くにある玉造温泉。(追記:先日立ち寄ったら解体されていました。)

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その裏に伏見橋の旧跡の碑があります。

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このあたりは「坂町」といわれていたようですね。

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玉造稲荷神社です。こちらは伊勢参宮本街道の起点になっている場所でもあり、

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豊臣秀吉の三男・豊臣秀頼(ひでより)のゆかりの地でもあり、奥の建物は玉造資料館で、

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かつてこの地一帯は、大和朝廷に所属する玉作部(たまつくりべ)の居住地であったといわれています。

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阪神淡路大震災の影響で移動した鳥居。秀頼と淀殿が寄進したものだそうだ。

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いい感じの高低差だ。

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この坂はいいんです。短いけどなめらかな曲線の急坂で、見ていて飽きないし、上り下りしても楽しい。グレートな坂です。

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ここは清水谷公園の階段。

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グラウンドの階段の高低差がとてもいい。

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どんどろ大師の名で知られる善福寺。奥の坂を上ると

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心眼寺があります。

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この場所に出丸城があったといわれています。いわゆる真田丸です。

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山門扉には真田家家紋の六文銭が。

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この絵図は『「浅田文庫諸国古城之図」真田丸(摂津)』で、真田丸の当時の様子をリアルに伝える貴重な資料です。まず地形を見ると真田丸は丘陵地の上にあり、北側には谷を挟んで丘がある事が分かります。また、堀が3つあり、南東の堀は空堀であり一部池になっているようですね。

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分かる範囲で文字を書きおこしてみました。○の囲んだ場所が心眼寺がある場所ではないかと考えています。

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カシミール3Dで作った地形図に重ね合わすとこのようになります。北側にある青色の堀はもっと南側にあってもいいのですが、ここに数メートルの高低差があり、堀があったとは考えにくいので北にずらしています。

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さて、こちらはお隣にある興徳寺。

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境内にこんな素晴らしい乗り物が!いまもあるといいのだが。

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三光神社です。

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いい高低差があります。

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社殿に真田の赤い甲冑がありました。

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社殿の横にある真田幸村公の像と史跡・真田の抜け穴。

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中をのぞくとこんな感じ。これが本当に真田の抜け穴なのかどうかは諸説あるようですね。

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真田山というと陸軍墓地も有名です。旧真田山陸軍墓地は、明治の初めに国が最初につくった陸軍の墓地です。

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この地域は住所も真田山。

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山の山頂にまっすぐ続く坂道。大阪市内では珍しい風景かもしれないな。

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真田山を南に移動すると地形がさらに面白くなります。

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大きな窪地が出現しますが、この辺りは味原池があった場所です。「浪花百景」に描かれた「産湯味原池」を見るととても美しい風景だったことが分かります。

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池の名残である擁壁が残っていました。

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近くにある産湯稲荷神社。桃山跡という碑がありますが、この辺り一帯は桃林の景勝地だったようですよ。ちなみに、桃谷駅は開業時は桃山駅といわれていました。

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産湯という名称が、ちょっと気になります。この井戸が大小橋命(おおおばせのみこと)産湯玉之井で、大小橋命が生まれた時に産湯として使った事からそういわれているようです。

(関連記事)
真田丸と南惣構堀(空堀)跡の場所を地形(カシミール3D)から探る十三のいま昔を歩こう


(追記 3/28)
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別冊宝島の『竹村公太郎の「地形から読み解く」日本史』が出版されましたが、真田丸のことも書かれています。カシミール3Dで作った地形図も載せていただきましたので、参考にいかがでしょう。

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(追記 3/29)
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朝日新聞(3/29)の紙面で大阪高低差学会のことも書いていただきました。最後に真田山のことも触れていただいている。ありがたい。


(追記 4/13)

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今回のフィールドワークのルートです。今回の目的は真田丸と埋められた南惣構堀の場所を辿る事。南惣構堀の場所は1616年に畑地化で成立した高津屋吉右衛門肝煎地がその跡だと考えられています。

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1890年測量の地図から大阪市史に書かれていた字タンボ・字山ノ下・字谷筋堀跡・字堀・字札辻西裏を緑で塗りつぶしてみました。

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先日歩いた京都の御土居も秀吉が作らせたものなので参考になるのではないでしょうか。南惣構堀もこのような土塁と空堀だったのだと思われます。

【ルート内にあるトイレ】
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真田山公園のトイレ。

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テニスコートの北側にあります。

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真田山公園のトイレ。グラウンドの西側にあります。

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真田山プールの中にもトイレがあります。

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三光神社の横にあるトイレ。

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心眼寺の隣の興徳寺のトイレ。

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ちなみにこれは動くかも。

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体重30kg以上の人は乗らないでくださいと書いてました。

注意事項が2点あります。
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大坂冬の陣と関わりのある寺ですが、境内は一切の撮影が禁じられています。またプライバシー保護のため鎌や絵馬を読まないようにお気をつけ下さい。

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旧真田山陸軍墓地から外に抜ける時にこの狭い場所を通ります。民家の敷地内ですので屯しないようお願いいたします。


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