古墳部がゆく・新沢千塚古墳群

07:30

古墳が俺たちを呼んでいる
そんな気がしたのでつくりました。
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突然ですが、大阪高低差学会の中に古墳部を作りました。
部会とか分科会だとカタすぎるのでゆる〜く古墳部です。

最近、テレビや雑誌等で古墳関連のニュースが増えてきたように思います。また、首都圏では若い女性を中心に古墳のカタチがいいとか、古墳グッズがかわいいとか、いままでの古墳ファンとはまったく違う感性で古墳を楽しんでいる人達が増えてきているようです。ちょっとした古墳ブームなのかもしれません。ただ、関西圏ではどうもそういう声が聞こえてこない。聞こえてくるとすれば「百舌鳥・古市古墳群を世界文化遺産に!」に関連するニュースくらいでしょうか。

よく考えてみると、大阪は古墳を楽しむにはとても恵まれた立地環境な訳で、上記の百舌鳥・古市古墳群や奈良の古墳群へのアクセスは抜群です。ただ、古墳に関心のある人が少なく、見に行くのは限られた一部の方々だけではないでしょうか。

これはもったいない!

ということで、大阪高低差学会古墳部では大阪近郊の気になる古墳をフィールドワークし、面白いと思った古墳を紹介していきたいと思います。


【古墳ファイル 1(奈良県)】
新沢千塚古墳群(にいざわせんづかこふんぐん)


<報道発表資料>新沢千塚古墳群赤色立体地図の作成
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これは奈良県立橿原考古学研究所とアジア航測株式会社が作成した新沢千塚古墳群赤色立体地図です。奈良県橿原市にある新沢千塚古墳群は、約600基もの古墳が密集している日本を代表する群集墳で国の史跡に指定されています。今回は円で囲んだ辺りに行ってきました。

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ゆるやかな丘の上が

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ボコボコしているのが

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わかりますでしょうか。

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線でトレースしてみました。

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丸い円墳だけでなく

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四角い方墳もまざっています。

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古墳群の中を歩いてみました。第115号墳と第126号墳からは多くの副葬品が出土しています。

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第115号墳の解説と

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第126号墳の解説。第126号墳の副葬品は東京国立博物館に所蔵されており国の重要文化財に指定されています。タイミングよく半世紀ぶりに里帰りして奈良の橿原市博物館で7月5日から展示されるようです。

半世紀ぶり里帰り 橿原・新沢千塚古墳重文出土品朝日新聞 2014.06.20 (capture)

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古墳群内はこのように遊歩道が整備されています。

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クネクネ道とボコボコが

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とてもいい感じ。

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向こうに見えるのは畝傍(うねび)山です。

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この距離から見るとプチプチにも見える。

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これらの古墳が造られ始めたのは4世紀の終わり頃から6世紀の終わり頃。

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そのうち最も多く古墳が造られた時期は、5世紀後半から6世紀前半にかけての100年間だそうです。

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さて、このエリアで最も大きいとされる前方後方墳を見に行きましょう。あの第81号墳がそうです。

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こうゆう案内柱はありがたい。

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ここです。草が結構ボサボサしている。

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全長約40mとなかなかのサイズ。前方部と後方部のくびれ部が明瞭であると書かれています。

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全体はこんなカタチ。

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岬のような出っ張りの中心部にある事がわかります。

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赤色立体地図の拡大で見るとこのような場所。

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周辺には円墳だけでなく方墳や小規模の前方後円墳もあるようです。

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第81号墳を横方向から見たところ。前方部が低くて後方部が高いですね。

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前方側から見たところ。くびれがわかる。

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後方墳の上に上ってみました。見晴らしがよくて気持ちがいい。

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新沢千塚古墳群は史跡指定地の中だけでも約380基の古墳が集まっていて、遊歩道もあるので散策するにはいい場所だと思います。こんな場所もあるのでピクニック気分で楽しめるかも。

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今の季節は緑が多いので、冬に訪れるとまた違った風景が見れるかもしれませんね。



より大きな地図で 大阪高低差学会 古墳部 を表示
近鉄「橿原神宮西口」駅から徒歩約10分です。


(追記)古墳部入部のお知らせ
古墳部は、一応、大阪高低差学会の中の部なので会員希望のメールを出していただければ自動的に古墳部に入れる事にしています。会員の方は入部したいと思った瞬間が入部です。

大阪高低差学会会員希望の方は、メールでお名前(ハンドルネームでもTwitterアカウントでも可。HPにお名前が表示されます)と希望の会員番号があればそれも書いてください。希望番号がない場合は自動的に決まります。会員になっても会費も何もいりません。ゆるいです。

ただ、古墳部に入りたいけど高低差はどうも…っていう方もいらっしゃるようなので古墳部の独立も検討中です。とりあえず、暫定的にこのカタチということで。


大阪高低差学会
mail : osakakoteisa@gmail.com
HP : http://osakakoteisa.blog.fc2.com/

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