大阪高低差学会第3回フィールドワークのご案内

22:00

大阪高低差学会
第3回フィールドワーク
縄文時代の千里丘陵の海岸線を歩こう

開催日:5月11日(日)雨天決行(ただし悪天候の場合は中止)
集合場所:阪急千里線「豊津」駅 地上
集合時間:12時15分(16時30分頃阪急「服部天神」駅で解散予定)
参加費:300円(缶バッチ+地図+保険料)(小学生以下は150円)
定員:50名(保険加入のため今回から定員制にしました。ご了承ください)
※昼食を済ませてお集りください。
※歩きやすい靴でご参加ください。
※住宅地を通りますので住民の迷惑にならないようにご注意ください。


申し込みはこちら→ http://atnd.org/events/49949

「大阪平野のおいたち/梶山・市原」より
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約7000〜6000年前、縄文時代前期前半の古地理図に地形図を重ねた図です。
大阪の大部分が海だった時代、千里丘陵は陸地でした。

「平野区誌」より
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約5500〜5000年前、縄文時代前期後半の古地理図です。
千里丘陵の南側が波の侵食で削られたことがこの図でわかりますね。
今回のフィールドワークはこの波で侵食されてできた崖沿いを歩いてみようと思います。

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今回のコースを地形図にプロットしてみました。

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崖に沿って神社が並んでいます。

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明治18年測量の地図と重ねてみました。
豊津駅西側に上之川がありますが、現在は改修工事で姿を消しています。
榎阪村の大池も確認できます。

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地形図と重ねるとこのようになる。今回は高低差を歩きながら、できるだけ旧道も歩こうと思っています。

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旧道を歩くと道端に古い地蔵尊や道標を見つけることができますよ。
では、歩くルートをダイジェストで紹介していきます。

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集合場所の阪急豊津駅。ちょっと狭いですがここからスタートします。

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ここに「いとたはし」と刻まれた石柱があります。これは前を通る吹田街道にかけられていた糸田橋の欄干で、板石の橋が架かっていたそうです。

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吹田街道沿いにマンションの建設現場がありますが、ここには上之川という天井川が流れていて、数年前までは天井川の跡が残っていました。

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上之川と糸田川の改修工事記念碑。上の明治18年測量地図を見るとふたつの川が確認できます。

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旧垂水公民館。なかなか渋い建物ですが解体されずになんとか残っている。

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雉子畷(きじなわて)の碑。長柄の人柱の話と繋がっている名所です。

時はいにしえ、淀川の長柄の渡しに橋をかけようと地元の人たちが苦労したが、なかなか難事業で成功しなかった。だれかが犠牲にならなければ、橋はできない、と我が身をかえりみず、人柱となった岩氏のおかげで、遂に立派な橋が両岸にわたり、こうして大勢の難儀が救われることになった。
岩氏のひとり娘は非常に美しい人であったが、この父の悲劇によって、物いわぬ人となった。河内の禁野村の人にとついだ後も、ずっと物を言わなかったので、ある日、実家へ帰されることとなり、夫とともに、ちょうどこのあたりへさしかかったとき、雉子が鳴いて、夫がそれを射殺してしまった。その時、女は悲しんで

ものいわじ 父は長柄の橋柱 
雉子も鳴かずば 射られざらまし

とよんだという。
それから、このあたりを「雉子畷」といいつたえたということである。

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垂水神社です。

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境内の傾斜地に水が湧いており、潔斎や行をおこなう神聖な場所、垂水の滝があります。

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垂水神社境内にあるトイレ。

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垂水神社社殿。

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この傾斜地は、住民運動によりマンション計画が中止になった場所です。

(関連記事・『鎮守の森 住民守った 吹田垂水神社の奇跡』)

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垂水神社周辺一帯は「垂水弥生遺跡」が眠っている場所でもあります。垂水遺跡は、弥生時代中期後半からムラとしての規模が大きくなり、後期まで人々の生活が続いたことが発掘により明らかになっています。我が国においてムラの統合が進み、クニが成立する時期と重なりますのでとても興味深い地域です。

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竹やぶの坂道をのぼって垂水の杜をぐるりとまわります。

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名神道路のトンネルとくぐり、

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名神北歩道橋を渡ります。

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北大阪急行線(地下鉄御堂筋線)がかなり高い場所を走っていますが、次の「緑地公園」駅は地上より下にあって、その高低差がなかなか面白い場所でもあります。

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崖沿いを歩いていきます。この崖は縄文時代に海岸侵食でできた場所だと思います。

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ここから下に下りて、

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榎阪大池公園へ。ここで少し休憩を取る予定です。あまり高低差のない場所なのですが記念写真をここで撮ろうと思っています。

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トイレもあります。

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公園のすぐ近くに八幡藪野社という石の祠があります。

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旧江坂村へ。

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吹田街道沿いに「左リ勝尾寺」という道標があります。

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すぐ近くにも道標が2つ並んでいる。

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ここは素盞嗚尊神社(すさのおのみこと)神社、通称江坂神社。社殿は石段の上にあります。

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日本万博記念碑。

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境内には石棺の蓋が残っています。

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神社横に油掛地蔵尊という油まみれの珍しい地蔵尊があります。

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江坂神社のトイレ。

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都市緑化植物園の敷地内にあるトイレ。

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植物園の敷地内を横断したところに行基菩薩開創の観音寺があります。

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高台にあるので石段を上がって行きましょう。

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坂を下りて若竹町へ。

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古い町並みが残っている。

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高台にある若宮住吉神社。

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崖沿いの旧道を歩いていきます。

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旧石蓮寺村にある愛宕神社。

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天竺川沿いの公園にあるトイレ。

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天竺川の堤防を下に下り、

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しばらく行くと「史跡 春日大社南郷目代今西氏屋敷」があります。

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中世荘園の荘官屋敷が現存する日本唯一の場所です。

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屋敷の北東の水田の中にある末社。

(関連サイト)
現代に生きる中世荘官の館 今西氏屋敷日本経済新聞

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服部住吉神社。こちらの社殿は中之島にあった豊國神社の旧社殿を移築したものです。

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住吉神社のトイレ。

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フィールドワークの最後は足の神様「服部天神宮」。

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こちらは足の神様でもあるので、草履堂にはお礼まいりでたくさんの藁草履などが奉納されています。

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そして阪急「服部天神」駅で解散です。


より大きな地図で 第3回フィールドワーク を表示
今回のコース内にはトイレがたくさんありますのでご安心を。
当日は、毎回参加していただいて途中で歴史の話などをしてくださってるOさんも参加予定です。もしかしたら今回も面白い話が聞けるかも。どうぞお気軽にご参加くださいませ。


申し込みはこちら→ http://atnd.org/events/49949

当日配布予定の資料はこちら↓( Evernoteからダウンロード
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コメント

  1. うっかり如来 | URL | WxqDaiEU

    残念無念・・・・・・

    5月11日・・・・・しっかりどっぷり仕事入ってます・・・・・・・゚・(ノД`)・゚・。

    次回に期待しています!

    あ、前回のフィールドワークのコースをこっそり行ってみようかしらん?

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