【地形本】凹凸を楽しむ 大阪「高低差」地形散歩

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【お知らせ】
『凹凸を楽しむ 大阪「高低差」地形散歩』が5月27日(金)に発売されます。表紙を見てお気づきの方も多いかと思いますが、東京スリバチ学会会長・皆川典久氏の著書『凹凸を楽しむ 東京「スリバチ」地形散歩』シリーズと同じ洋泉社からの出版です。地図の作製も同じく杉浦貴美子さんで、とても素敵な地図になっています。

下記の広域地図を見ていただくとわかるように、上町台地の高低差はもちろん、道頓堀や十三などの低地にもスポットを当てています。さらに、生駒山麓エリアや千里丘陵、伊丹段丘の一部も取り上げました。もっと紹介したいエリアは数多くあるのですが、苦渋の選択です。

(※画像は完成品と異なる場合があります)
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(目次)

Ⅰ 大阪の地形の魅力 高低差概論

1 砂州の上にできた大阪
東京と大阪の地形/海の底だった大阪/潮流の難所だった難波/
地名に隠された土地の記憶/古代大阪は先端土木都市

2 母なる上町台地の記憶

上町台地と上町断層/ヤマト政権の外港と官道/埋もれた幻の難波宮/
消えた上町台地の谷/坂の上にあった大坂/秀吉が選んだ天然の要害

3 地形歩きの極意
様々な視点で地形を楽しむ/◆高低差エレメント視点/◆アースダイバー視点/
◆スリバチ地形視点/◆路地歩き視点/◆暗渠・川・水路跡視点/◆境界線視点/◆ドンツキ視点

Ⅱ 大阪の高低差を歩く  

大坂のはじまりの地
①上町台地の最先端[ 大阪城 ]
②堀川開削と町の拡張[ 道頓堀 ]
③低湿地と砂州を巡る[ 大阪駅 ]

上町台地の高低差巡り
④丘の上からの夕陽[ 天王寺 ]
⑤自然地形の谷巡り[ 阿倍野 ]
⑥古代地形を巡る[ 住吉大社 ]

水辺の跡に誘われて
⑦堺と古墳の丘[ 仁徳天皇陵古墳 ]
⑧消えた旧中津川[ 十三 ]

古代の海岸線を辿る
⑨スリバチ地形と湧水の丘[ 千里丘陵 ]
⑩大和の玄関口[ 柏原 ]
⑪河内を見守る生駒山地[ 石切 ]
⑫伊丹段丘の崖巡り[ 川西・伊丹 ]

[特別寄稿]皆川典久



大阪の地形を語るにあたり、大阪平野のおいたちや上町台地の歴史はとても重要なので、第1部の高低差概論ではそれらをおさらいしています。あくまで地形を楽しむ本であるため、歴史を深く語っていませんが、わが国のはじまりにおいて地勢的にも重要なエリアであった事を書いています。

第2部の各エリアに関しては、できるだけ多くの写真を取り入れるように心がけました。本当は、もっと写真を入れたかったのですが、紙面の都合上かなりカットしています。最後に、この本は皆川会長と出会っていなければ実現しなかった企画でもあるので、皆川会長にも特別寄稿をお願いしました。

外では何度かお話をしていますが、大阪高低差学会をつくるきっかけは、中沢新一氏の「アースダイバー」であり、中沢新一氏とお会いして「大阪の地形を盛り上げてよ」と言っていただいた言葉です。大阪高低差学会の活動が始まってからは多くの出会いがあり、この様な本を出版させていただくことにも繋がりました。出版というのは、喜びよりも不安の方が大きい気がしますが、それとは別にいろんな人への感謝の気持ちも込み上げてきます。書店に並びましたらぜひ手に取っていただければ幸いです。大阪への愛着をいっぱい詰め込みました。 (新之介)


(※画像は完成品と異なる場合があります)
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↑大阪平野の地形はこれらの古地理図がないと始まらないのでカラーにこだわりました。
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↑大阪のはじまりもここから。この本のはじまりもここから。
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↑もっともっと写真を載せたかったのですが…
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↑仁徳天皇陵エリアとして堺も少しだけ取り上げました。お台場とか。
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↑地元愛のページ。こんなマイナーな場所でも微地形を楽しめます。

【洋泉社のこれから出る本のページ】
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